生理中の貧血の原因と対処法とは?倦怠感や眠気などツラい諸症状への対策について。

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1.生理中の貧血の原因とは?

女性ならではの悩みである、生理中の貧血や生理痛。なんだか顔色も悪いし、目の下にはクマ。むくみも酷いし、鏡に映る自分の顔をみて、ドン引き。そんな経験、わたしにもあります。
そのほかにも生理中には、頭痛やめまい、動悸や息切れなど様々な症状が現れることがあります。それはみな、貧血によっておこる症状で、女性なら誰にでも起こりうる症状なのです。

そして、生理中の貧血は出血が原因だと思われがちです。しかし、生理中の出血である経血のほとんどが剥がれ落ちた子宮内膜と、その内膜が分解されて液状になったものなのです。
実は生理中の貧血は別に原因があるのです。なぜ、生理中に貧血になりやすいのかというと、子宮に血液が集中するため、本来なら脳に回るはずの血液が子宮に流れ込んでしまうことが原因で起こるのです。つまり、生理中の貧血は、普通の貧血とは違うものなのです。

それでは、生理中の貧血にはどのように対処したらよいのでしょうか。

1-1.生理中の貧血への対処法

生理が原因の貧血の場合は、温かい飲み物を飲んだり、マッサージなどで体を温めて安静にしているのが一番です。体を温め、血行を良くしてあげることで、生理痛などの不快な症状も和らぐこともあります。また、日々の生活の中で、鉄分補給をしっかりとすることが重要です。貧血を起こしてしまってから対処するよりも、そうならないように予防しておくことが一番大切なのです。貧血を予防するには、ヘム鉄を多く含むレバーや赤身肉を摂ると良いでしょう。ホウレンソウなどの野菜や海藻類にも鉄分は豊富に含まれていますが、植物性の鉄分である非ヘム鉄は、ヘム鉄に比べて吸収されにくい性質なので、効率よく鉄分を摂取するにはヘム鉄がおすすめです。レバーやお肉類が苦手という場合は、サプリメントで鉄分摂取するのも良いでしょう。毎日の食事ではなかなかとりきれない鉄分も、サプリメントなら簡単に補うことができます。

多くの女性が悩む生理中の貧血も、普段からしっかりと対策をしておくことで予防することができます。

1-2.生理中の倦怠感や眠気の原因と解消するには?

生理前や生理中に眠気や倦怠感を感じる女性はとても多いようです。このような不快な症状の原因にはホルモンバランスが大きく関係しています。女性ホルモンの一つである、黄体ホルモン(プロゲステロン)です。黄体ホルモンは妊娠を助けるホルモンとしてよく知られています。黄体ホルモンは、受精した受精卵を子宮に着床させ、妊娠を継続させるためのとても重要な役割を果たすのです。この黄体ホルモンは排卵期から生理にかけ、分泌量が増え、黄体ホルモンの分泌が多くなると、腹痛や腰痛、頭痛などの症状が起きます。イライラしたり、精神的に不安定になるのも黄体ホルモンの分泌が増加したことが原因だと考えられます。

眠い・だるいなどの症状が出るのは、体が休みを要求しているということです。体が出血し、精神的にも身体的にも不快な状態にある生理中は、いつもよりも疲れやすくなっているのです。決して無理をせず、少し横になる、座って安静にするなどして、体を休めてあげましょう。
仕事中だから、予定があるからと無理をすることは良くありません。生理中の眠気や倦怠感については、ほとんどの女性が経験していることです。きちんと話せば周りの女性はきっと理解してくれることでしょう。

1-3.カラダに無理をさせないために

生理中の眠気や倦怠感を無視して無理をした結果、あまりの眠気に意識を失ってしまったり、治療が必要なほど症状が悪化してしまったというケースも少なくはありません。生理中の眠気をコーヒーで解消し様とするのも良くありません。コーヒーに含まれるカフェインが生理痛などの症状を悪化させてしまうことがあります。
このような生理中の倦怠感、眠気、貧血のような症状は、鉄分不足を解消することで軽減されることが多いようです。鉄分は女性にとって必要不可欠なミネラルです。特に生理中や妊娠中の女性は絶対に不足することなく、しっかりと摂取しておきたい成分です。

日頃から必要な鉄分をしっかりと摂取しておくことで、生理中の貧血や腹痛や頭痛などの生理痛の症状が軽くなるという人はとても多いようです。

2.【具体例】生理中の貧血のおすすめ対策について

生理中の貧血の多くは、虚血性貧血。虚血性貧血とは、子宮に血液が集中し、脳への血液の供給量が低下してしまうことにより起こる貧血です。鉄分不足により起きる、鉄欠乏性貧血とは違うものなのです。

鉄欠乏性貧血の場合、足りていなかった鉄分を補給し続けてあげれば、治りますが、しかし、この虚血性貧血への対処法も基本的には、鉄分補給をしてあげることなのです。どちらの貧血も血液の供給量が不足することで起きるのです。

また生理痛などの症状もある場合には、体を温める処置をするのも良いでしょう。生理痛や倦怠感などの症状を少しでも軽くするには、血流を促し、「巡り」の良い状態にしてあげることが大切です。

もともと貧血になりやすい体質にある女性にとって、日頃から血液を作るために必要な鉄分をしっかりと補給していくことが、一番の予防策となります。
成人女性が一日に必要とする鉄分が12mgと言われています。鉄分を12mg摂取するとなると、豚のレバーで100gほど、牛ひれ肉なら500g、イワシ250gと、食品で摂るとなると、結構な量になってしまいます。男性に比べ、食の細い女性にとって、これだけの量を一日で食べるのは、簡単な事ではありません。もし、これだけの量を食べる事が出来たとしても、鉄分以外の成分が不足してしまいますよね。
そこで私がおすすめしたいのが、サプリメントで鉄分を摂取するという方法です。サプリメントなら、一日に必要な栄養を簡単に補給することができます。普段自炊することが難しい、料理が得意ではないという方でも、簡単にバランスの良く栄養を摂取することができます。

生理中の貧血は、虚血性貧血の他にも月経過多によるものもあります。月経過多の原因としては、ホルモンバランスの乱れや、ストレスなど様々ですが、子宮の病気が疑われる場合もあります。経血と一緒に手のひらほどの塊が出てきたり、量の多い日が8日以上続くなどの症状がある場合には、婦人科を受診することをお勧めします。

2-1.貧血や生理痛に効く食べ物や成分

生理中に失われる血液の量は一日に10ml~30ml前後だと言われています。もっとたくさん出血しているように感じてしまいますが、経血のほとんどが、内膜と内膜が液状化したもので、出血自体はそんなには多くはないのです。

しかし、生理中、一日に失う鉄は5~15mlと、一日必要な鉄分量を超えてしまうこともあります。生理中、貧血症状を起こしてしまう人が多いということにも納得がいきますよね。そこで重要なのが、鉄分摂取になってきます。現代女性が一日の食事で摂取する鉄の量は、平均1~1.5mgと言われています。成人女性の鉄分摂取推奨量をはるかに下回ってしまっていますよね。食事で鉄分を摂取するということは、それだけ難しいということです。

それでは、毎日の食事で気をつけたポイントについてお話ししたいと思います。

2-2.生理中の食事におけるポイント

貧血予防のための食事というと、鉄分ばかり意識してし舞いがちですが、大切なことはバランスの良い食事を摂るということです。もちろん鉄分は大切ですが、そのほかにも重要な栄養素はたくさんあります。それらの栄養素もしっかり補給しつつ、鉄分を効率よく摂取するには、食べ物の組み合わせがポイントになってきます。例えば、良質な動物性たんぱくと、ビタミンcを鉄分と一緒に摂取することで、鉄の吸収を高めてくれます。また、コーヒーやお茶などに含まれるタンニンは、鉄の吸収を妨げてしまいます。貧血の症状が出ているときや。生理中にはなるべく避けた方が良いかもしれません。

次に生理中におすすめの食事についてお話ししたいと思います。生理中は腹痛や肌荒れ、頭痛に悩まされる方はとても多いですよね。それらの症状を緩和させる食品をいくつかご紹介します。

●DHA
イワシやサバなどの青魚に含まれる、DHAは、子宮の過剰収縮を押さえる効果があるので、生理痛が重い方におすすめです。

●イソフラボン
大豆に多く含まれる成分で、女性ホルモンと似た働きをするため、生理中の肌荒れが気になる時におすすめです。そのほかにも、ビタミンA・Cを多く含む、ほうれん草やかぼちゃ、ブロッコリーなどの野菜類も一緒に摂るとより効果的です。

生理中の辛い症状は女性にしかわかりませんよね。これらの症状を少しでも軽減する食事についてお話ししてきましたが、症状が重く改善されない場合には、婦人科系の病気が潜んでいる場合もあります。そんなときには、ぜひ婦人科を受診してくださいね。

 

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