【選び方を解説付き】妊娠中の鉄不足はサプリで解消する。
妊娠中の鉄不足は危険!サプリで上手に補給。
妊娠中のお母さんの悩みの中で一番多いのは、鉄分が不足してしまうことにより「貧血」になってしまうということです。
なぜ鉄分が不足してしまうのでしょうか?
お腹の赤ちゃんに優先的に鉄分などの栄養や酸素を分けてあげるからです。血液を通して栄養が赤ちゃんに運ばれますのでお母さんからは鉄分などの栄養分がどんどん不足してしまうのです。そのため、ひとつの症状として鉄欠乏性貧血を引き起こしてしまいます。
お母さんの体から大切な栄養分が不足してしまっては、大切な赤ちゃんにも影響を与えてしまいます。
貧血でふらふらしてしまうなら、転倒してしまうかもしれません。また、お母さんが重度の貧血になってしまうならお腹の中の赤ちゃんに必要な栄養が運ばれなくなり、赤ちゃんも貧血や酸欠になってしまいます。
妊娠中の鉄分不足は早い段階で改善するようにしなくてはいけません。
妊娠初期であれば、通常の鉄分摂取量10.5mgを摂取することが必要です。妊娠中期からは必要な鉄分摂取量が一気に21mgになります。約二倍です。
妊娠していないときは、貧血になったことがなかった方も妊娠中に貧血になる場合もあるので十分に気をつけてください。
鉄分は吸収が難しい成分なので、食事で摂取するのは難しいです。
そこで、妊娠中の鉄分不足を補うために助けてくれるのは鉄剤やサプリメントです。
妊娠中にサプリメントを摂取しても良いのでしょうか?
専門の方も、鉄剤やサプリを飲むことを勧めているので問題はないでしょう。
ただ、妊娠中は定期的に担当の先生と会うので、体調の変化を伝えて鉄剤を処方してもらうことが安心して鉄分を摂取することができる良い方法ですね。
鉄分は過剰摂取をしてしまうと胃や腸に負担をかけてしまうこともあります。
先生の指示にしたがって摂取することが安全ですね。
鉄分をサプリメントで摂取する場合、副作用の心配をせずに飲み続けることができるので、その点に関しては気軽にはじめることができることができます。
もし、妊娠中に鉄分のサプリを飲み始める場合、どのようなサプリを選べばよいのでしょうか?
・ヘム鉄100%の鉄分サプリメント。
鉄分はヘム鉄と非ヘム鉄に分かれており、非ヘム鉄は植物性の成分です。ヘム鉄よりも吸収が難しく、非ヘム鉄のサプリを飲んで便秘になってしまったという例もあるようです。
・鉄分のほかに葉酸やビタミンCやビタミンB12が入っているサプリメント。
葉酸はお腹の赤ちゃんの健康的な成長に大きく影響する成分です。ビタミンCを鉄分と同時に摂取することにより、鉄分の吸収を助けてくれます。ビタミンB12は血液中の赤血球の生成に欠かすことができない栄養素なのでできれば同時に摂取したいですね。
・無着色・無香料・無添加のサプリメント。
妊娠中に取り入れる、サプリメントの質はとっても大事ですね。
妊娠中、サプリメントを上手に選んで鉄分不足を解消していきましょう。
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